【Excel裏技・小技】HTMLタグなど “(ダブルクオーテーション)が含まれるテキストを & で結合する方法

ECサイトを運営していると、CSVを使って商品ページを一括登録・一括更新する機会はとてもたくさんあります。

特に商品説明文にはHTMLタグを多く使うかと思います。

が、Excelの & やCONCATENATE関数で結合する場合、HTMLタグとしてもよく使われる “(ダブルクォーテーション) はExcel側でも結合の際には文字列を囲むタグとして使われています。

(※CONCATENATE関数はExcel2016ではCONCAT関数に変更されました。)

そのため、そのまま使っては文字列として表示させることができません。

かといってExcelでは結合でダブルクォーテーションを表示させられないワケではありません。

結合の際にダブルクォーテーションを表示させる方法は二つ。

  • 表示させる”の部分を””とダブルクオーテーションを2つ並べる書き方。
  • CHAR関数を使用する方法。ダブルクオーテーションのCHAR関数は CHAR(34) 。

一つ目の方法は、単純に普段1個だけで使っている ” (ダブルクォーテーション)を2つ連続して””と記述すればOK。

これでExcel上の文字列を囲む ” としてではなく、ただ表示される文字の ” として扱うことができます。

文字列をスタートさせる部分や閉じる部分のすぐ近くに書くときはそのスタート or 閉じる ” も含めて3つ並ぶことになります。

もしくは、必要な場所にCHAR(34)と記述することで ” と表示させることも可能です。

両方の具体的な記述例を紹介しましょう。

具体的な記述例: “”” と三つ連続で並べる

通販の商品説明欄でもよく使われるimgタグの中身を、

  • A1セル:src
  • B1セル:width
  • C1セル:height

でそれぞれ対応し、最終的に

<img src="A2セルの中身" width="B2セルの中身" height="C2セルの中身">

と表示させることを想定した記述です。この場合、D2など空きセルに下記を入力します。

Excelダブルコーテーションを二つ並べることで表示させることが可能。

Excel上ではダブルクオーテーションを二つ並べることで表示させることが可能。

="<img src="""&A2&""" width="""&B2&""" height="""&C2&""">"

この表の場合、あとはD2に表示された内容をコピー → ペースト(形式を値に指定して張り付け)すれば欲しいタグの文字列が手に入るってわけです。

もしくはそのままcsvファイルとして保存すれば数式ではなく値で保存されます。

具体的な記述例:CHAR(34)を使う

CHARコードは、かの有名なギターの神様がCHARさんが考案した新しいギターコードのこと。

なわけはなく、キャラクターコードと呼ばれる文字コードの一種です。Excelのセル上に強制的に文字列を表示させることが可能です。

CHARに続くカッコの中に入れる数字コードで表示される文字列が変わるのですが、CHAR(34)が ” なのです。

CHARコードを使って結合させることでもダブルクオーテーションを表示可能。

CHARコードを使って結合させることでもダブルクオーテーションを表示可能。

&結合 の例と同じ構成のimgタグを吐き出したいときは、

="<img src="&CHAR(34)&A1&CHAR(34)&" width="&B1CHAR(34)&B1&"

なお、CHARコードは ” (ダブルクオーテーション)のほかにも、改行コードがよく使われます。

Excelで改行のために使われるCHARコードについて詳しくは、下記リンクよりご覧ください。

ダブルクオーテーションが含まれるテキストを & で結合する方法まとめ

  • “で表示させたい部分を”””、つまりダブルクオーテーションを三つ連続して記述する。
  • CHAR関数を使用する。ダブルクオーテーションのCHAR関数はCHAR(34)。

今回は例として & を使った場合の例を挙げました。

が、&を使った “” でもCHAR(34)でも、またCONCATENATE関数(ExcelExcel2016以降のCONCAT関数)を使った結合でも基本的な使い方は同じです。

特に楽天やYahoo!ショッピングなどネット通販モールやECサイトの商品データを扱うにあたって、Excel上にHTMLタグを書きこむことはよくあること。

ぜひ、ExcelやCSV上での ” (ダブルクオーテーション)の扱い方もマスターしておきましょう。