【楽天RMS】 item-cat.csvを使ったカテゴリ 一括削除方法

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楽天市場ではCSVによりカテゴリを一括で削除することも可能です。

なお、カテゴリ削除=カテゴリそのものを消すのか、商品とカテゴリの紐づけを解除するのかによっても異なります。

全体の流れ:item-cat.csvを作ってアップロード

どちらにしても基本的な流れは

  • カテゴリ一括処理用のCSVファイル、item-cat.csvを作成
  • 楽天CSV用ftp領域にアップロード(/ritem/batch/)

です。

削除用のitem-cat.csvを作ってffftpなどのソフトでCSV用ftp領域の ritem > batch フォルダにアップロードするだけ。

あとは自動的に読み込まれて反映されますが、ファイル名が少しでも違うと吸い上げられないので注意。ファイルは一字一句、全て半角小文字でitem-cat.csvとしてください。

アップロードして数分~10分程度でファイルが読み込まれ、batchフォルダから消えます。その後また少し時間をおいてRMSに反映される流れです。

いつまで経ってもファイルが消えない場合はアップロードするフォルダを間違えているか、ファイル名が違うのでよくチェックしましょう。

カテゴリ削除用item-cat.csvの楽天RMSよりダウンロードして編集するか、1から作って以下のようにしてください。

商品のカテゴリー登録を一括で外す場合

一括カテゴリ紐づけ解除item-catサンプル

商品をカテゴリ登録を一括で外す際のCSV例。

  • コントロールカラム:d
  • 商品管理番号(商品URL):カテゴリを外したい商品の商品管理番号(商品URL)を入力
  • 表示先カテゴリ:商品から外したい所属カテゴリのパスを入力
  • 優先度項目列は削除必須
  • 商品名、URL、1ページ複数形式項目は不要。削除しても構わない

商品とカテゴリとの紐づきを解除し、カテゴリ登録を一括で外す場合のCSVサンプルです。

カテゴリと商品の紐づけを外す際の必須項目はコントロールカラム、商品管理番号(商品URL)、表示先カテゴリの三つのみ。

RMSからダウンロードしてきた場合は上記必須項目列を含め7つの列が存在しますが、必須以外は消して構いません。

特に優先度項目列は削除が必須です。残っているとエラーが出るので、必ずitem-cat.csv上から優先度列を削除してからアップロードしましょう。

一つの商品から複数のカテゴリを外す場合はカテゴリごとに行を用意して書きます。(画像参照)

コピペで構わないので、コントロールカラムのdと商品管理番号(商品URL)も一つ一つ全行に入れましょう。

CSVで商品をカテゴリから外す際の注意点

商品をカテゴリから外す時には、商品管理番号(商品URL)を忘れないように注意しましょう。

うっかり商品管理番号(商品URL)を空欄にしたり列がない状態でitem-cat.csvをアップロードすると、カテゴリそのもの一括削除になってしまいます。(カテゴリ一括削除の方法について詳しくは後述)

カテゴリページも消えますし、カテゴリに入っていた商品はすべて紐づけが外れてしまいます。コントロールカラムにdを入れるのはいろいろとリスクがあるので、アップロード前によくチェックしておきましょう。

また、必須の3項目以外は全て消すと良いでしょう。

優先度以外の列は残しておいても構いませんが、空白による16行目バグなど余計なエラーが出る可能性があります。

CSVに余計なデータがあるとなにかとトラブルの元ですし、ファイル自体が重くなって開くのに時間がかかることもあります。

楽天RMS上のカテゴリそのものを一括で削除する場合

楽天カテゴリ一括削除item-catサンプル

カテゴリそのものをショップから削除する場合のCSV例。

  • コントロールカラム:d
  • 表示先カテゴリに削除したいカテゴリーを入力
  • 優先度項目列は削除必須

楽天RMS上に登録されているカテゴリそのものをCSVで一括削除する場合はかなりシンプルです。

コントロールカラムにdと、削除したいカテゴリのパスが表示先カテゴリに入っていればオッケー。

表示先カテゴリは画像のように 果物\柑橘系\オレンジ 形式で入力します。

ただし、item-cat.csvでコントロールカラムにdを入れる場合は優先度項目は削除必須です。他の項目があってもカテゴリの削除は可能ですが、優先度の列は必ず削除しましょう。

そもそもカテゴリ一括削除時の必須項目はコントロールカラムと表示先カテゴリの二つのみ。他の列は全て削除した方が無難です。

削除したカテゴリ下にぶら下がっているサブカテゴリもすべて削除されます。(子カテゴリ、孫カテゴリなど子孫カテゴリ全て)

削除によってすべてのカテゴリから外れた商品は楽天RMS上にデフォルトで用意されている その他 カテゴリに入ります。

再度一括でカテゴリを登録する場合はその他カテゴリのCSVをダウンロードすると良いでしょう。

メガショップ契約でカテゴリセットがある場合

楽天市場にメガショップで契約しておりカテゴリセットを使っている場合、更に「 カテゴリセット番号 」項目列が必須となります。

カテゴリセットがあるショップでのカテゴリ一括削除方法については別途解説していますので、下記リンクより併せてご覧ください。

まとめ:楽天RMS 商品からカテゴリを外す方法・カテゴリの一括削除方法

  • 商品をカテゴリから外すのかRMS上のカテゴリそのものの一括削除かによってitem-cat.csvの書式が異なる。
  • 商品をカテゴリから外す場合はコントロールカラム、商品管理番号(商品URL)、表示先カテゴリの3項目が必須。
  • カテゴリそのものを一括削除する場合はコントロールカラムと表示先カテゴリの2項目が必須。
  • どちらにしても優先度項目列は削除必須。

必須項目やら削除必須項目やら、カテゴリを一括で登録・編集するitem-cat.csvはルールが細かくややこしい子です。

が、新規登録、更新(編集)、削除(カテゴリと商品の紐づけ外し)に切り分けて考えればそこまで難しくありません。

一つずつ攻略し、CSVマスターへの道を歩んでください。フォースがともにあらんことを。