【楽天SEOの基本】商品名と検索対象項目

検索イメージ 虫眼鏡

みなさん、楽天市場のSEOにも頭を悩ませているのではないでしょうか。

残念なことに、SEO以前に「 商品名以外にどの項目キーワードが検索対象としてひっかかるか 」がわかっていない方が多くいらっしゃいます。

結論から申し上げますと、楽天検索において「 全てのデバイス・条件で確実に共通して検索されるキーワード 」は商品名と商品番号項目のみです。

デバイスごとに楽天RMSにおける検索対象項目を挙げておきます。

PC / アプリ / スマホ / ガラケーでそれぞれ異なるので目を通してみてください。

PCブラウザ検索対象項目

  • 商品名
  • 商品番号
  • 店名
  • PC用キャッチコピー
  • PC用商品説明文
  • PC用販売説明文

スマホブラウザ検索対象項目

  • 商品名
  • 商品番号
  • 店名
  • モバイル用キャッチコピー
  • スマートフォン用商品説明文

スマホはキャッチコピーの文字数制限がパソコンよりも少ないため全く同じに内容・キーワードにすることはできません。

しかしPC用キャッチコピーのみに入ったキーワードはスマホ検索では表示されません。逆もしかり。

重要なキーワードをキャッチコピーに入れるならPC用キャッチコピー、モバイル用キャッチコピーの両方に入れるべきです。

また、後述する「 商品名のみで検索 」もあるため、重要なキーワードであれば「 キャッチコピーに入れたから商品名には不要 」と判断するのはやめた方が良いでしょう。

楽天市場アプリ検索対象項目

  • 商品名
  • 商品番号
  • 店名
  • PC用キャッチコピー

ガラケー検索対象項目

  • 商品名
  • 商品番号
  • 店名?
  • モバイル用キャッチコピー
  • モバイル用商品説明文

おそらくガラケーでも店名は検索対象になると思われますが、情報がなく実験もできないため実際のところ不明。

といってもガラケーはすでにほぼ使われていません。ガラケーは廃止予定なのでそこまで気にしなくても大丈夫でしょう。

キャッチコピーや説明文はPC / スマホ / モバイルとで文字数制限が違う

キャッチコピーや説明文の文字数制限がPC版とスマホ / モバイル版などで文字数制限が大きく違います。

特にPCでは説明文項目がPC販売説明文とPC商品説明文の2ヵ所あり、圧倒的に多くのキーワードを仕込むことができます。

が、PC販売説明文とPC商品説明文だけにキーワード仕込んでも、スマホやアプリでの検索に出てこないので注意が必要です。

「 商品名のみで検索する 」が厄介

楽天市場PC検索画面 商品名のみで検索チェック

商品名のみで検索する チェックが厄介。

基本的には上記で挙げたものが検索対象となる項目。これらにひっかけたいワードを並べていくのが定石です。

しかし楽天市場の商品検索には「 商品名のみで検索 」チェックボックスがあり、仕込むキーワードを決めるとき悩みのタネになります。

「 商品名のみで検索 」にチェックを入れると店名、キャッチコピー、各種説明文などの項目は検索対象から外れます。

検索させたい、検索画面に飛ばしたいキーワードをバナーやリンクなどに仕込むときには注意が必要です。

2018年5月現在はパソコンブラウザ版検索のみの機能です。

が、いずれスマホブラウザ版や楽天市場アプリにも搭載される可能性もあります。今後の仕様変更も念頭においてキーワードを仕込んでおいた方が良いでしょう。

商品名と商品番号を最大限活用すべし

「 どのデバイス・条件でも確実に共通して検索させられる項目 」は商品名と商品番号のみです。

商品番号は「 商品名のみで検索する 」にチェックを入れていても検索対象です。

商品番号欄には型番的なものを入れる方が多いかと思いますが、実は全角2バイト文字も入力可能。

漢字 / ひらがな / カタカナも入力することができます。

商品名とキャッチコピー、説明文の使い分け

検索対象項目で検索画面で見えるのは基本的に商品名とキャッチコピーのみ。

楽天検索のSEOにもっとも強い影響を与える商品名には、商品ジャンルやブランド名、型番や商品名(愛称・略称

)など重要なキーワードを半角スペースで区切って並べるのが良いでしょう。

キャッチコピーはどちらかといえばSEOを意識してキーワードを盛り込みつつ、購買意欲をあおるコピーを入れるのが良いかと思います。

説明文に関連キーワード入れる?

2010年代前半頃までは検索対策として、PC商品説明文やPC販売説明文の隅っこなどにに【関連キーワード】などと称してキーワードをモリモリに羅列させるSEOが流行っていました。

一時期は白文字で隠していましたが、隠し文字がダメになってからはライトグレーにしたりデザインに組み込んだり。今でも続けていらっしゃるショップさん多いのではないでしょうか。

実際、当時私もとあるジャンルのオリジナル商品群に関連キーワードを徹底的に入れてみたところ、販売数が月30個程度から100個程度にアップ。3倍です。

しかし、残念ながらスマートフォン説明文にもちゃんと入れないとパソコンでしか効かないし、パソコンでも「 商品名のみで検索する 」にチェックを入れられると全く意味がなくなります。

ないよりはマシですが、以前に比べると重要性は薄れつつあります。

関連キーワードをスゴく頑張るよりも、ざっくり入れるくらいにとどめてまず商品名とキャッチコピーでのSEOをいろいろ試してPDCA回す方が良い結果が出るかもしれません。

やるなら「 スマートフォン説明文 」にも入れた方が良いでしょう。ただ、縦1カラムのスマホ商品ページにキーワードを羅列しまくると見た目もよくないですし、お客様からしたら邪魔なだけ。ほどほどにしておきましょう。

まとめ:【楽天SEO】商品名以外の検索キーワード対象項目

  • パソコン / スマホアプリ / スマホ / ガラケーなど、デバイスや条件によってどの項目か検索対象になるかが異なる。
  • 確実にすべての共通して検索する