【マケプレ出店者向け】Amazonセラーセントラル 請求書払いの特徴とメリット、デメリット
みなさん気づいてますか?
Amazonマケプレの決済方法に「 請求書払い 」が増えているんです。(勝手に)
商材によってはあまり使われないため、まだ始まっていると気づいていないショップさんも多いかも。
締め支払い期間が長く、マケプレ出店ショップにとってはデメリットの大きいな決済方法です。一応、クレジットカード決済と同じく2週間入金にすることもできますが……
請求書払いはどんな支払い方法?
請求書払いは、Amazon Buisinessに登録した法人や個人事業主さんが使える決済方法です。2017年10月からスタートしています。
商品が出荷された月の月末で締め切り、Amazonが請求書を発行。請求書の支払い期限は商品が出荷された翌月末まで。つまりお客様は請求書発行から約1か月以内に払う必要あり。
で、マケプレ出店者側からすれば商品出荷から実際の入金まで最大で約2か月半ほど待たなければいけません。
この辺りは後ほどデメリットの項で詳しく解説します。
メリット:法人、個人事業主による購入が増える?
請求書払いのメリットとしては、Amazon Businessを利用する法人や個人事業主による需要の増加が挙げられます。
といってもAmazon本体だけでなくわれわれマーケットプレイス出店者の店舗も含めAmazon上の全店舗で使えるため、差別化にはなりません。
Amazon全体でみれば法人や個人事業主さんから注文は増えているでしょうけども、1店舗1店舗からすればそこまで大きな違いは感じられないのではないでしょうか。
事務用品など法人・個人事業主さんが好みそうな商材のショップさんは恩恵を受けるやすいかもですが、そういった商材こそAmazon本体が強いからなんとも……
なお、請求書はAmazonが勝手に発行してくれるので店舗側で発行する必要はありません。通常のクレジットカード決済や代金引換決済と同じく出荷通知をするだけオッケー。
店舗側で特別なオペレーションは必要なく、クレジットカード決済などいままでの決済方法と特に手間は変わらず、新しくなにかを憶える必要もありません。
デメリット:支払い期限が長く、入金が遅い
マケプレ出店者にとって請求書払い最大のデメリットが入金サイクルが非常に遅い点です。
商品を出荷してから実際に入金されるまで最大・最長で2か月2週間ほどかかる可能性があります。
購入したお客様が請求書を受け取り支払いを終えるまで、Amazonの決済確定 → 入金待ち状態にならないのです。
Amazonセラーセントラルのレポート > ペイメント画面で決済&ショップへの入金が確定した金額「 決済済み残高 」として確認できるのですが、この下に保留として金額が表示されます。
まずAmazonが請求書を発行するまでまで最大1か月。支払い期限がさらに1か月。
Amazonの振り込みは2週間に一度なので、そこから2週間と考えれば2か月と2週間ってわけです。
従業員にはあまり関係ありませんが、会社としてはキャッシュフロー・資金繰りの面から非常にいや~なデメリットと言えるでしょう。
ガンバレ経理。
入金を早める方法もあるが……
実は請求書払いでも入金を早める方法はあります。セラーセントラル上で設定可能。
この設定をしておけば、請求書払いでもクレジットカード同様に出荷通知をした時点で決済が確定し、次の振り込みトランザクションに乗って振込がなされます。
ただし、販売手数料が1%上乗せされるので、キャッシュフローに余裕があるなら無理に設定しない方がいいでしょう。
ガンバレ社長。
請求書で支払われないとどうなる?
Amazonからの請求書を無視する人はあまりいないかとは思いますが、万一支払いがなされないと困ってしまいますよね。
そこはご安心。購入者が支払い期限を過ぎても決済しない場合、Amazonが補償して代金を入金してくれます。
ただ、支払期限を過ぎてから入金処理 → なのでやはり最大で2か月2週間ほどはかかると思っておきましょう。
請求書払いは対応必須で、外すことができない
請求書払いはマケプレの店舗でもデフォルトで有効になり、設定で外すことができない強制対応の決済方法です。
みなさん気づいていないのかそもそも注文が少ないのか、あまり話題にはのぼりませんが、またAmazonによるちょっと強引な感じが出た施策です。
請求書払いの確認方法
現状、Amazonセラーセントラル上に請求書払いの注文を絞り込んで確認する機能はありません。
唯一、注文管理画面上で絞り込みができるのは代金引換のみ。
残念なことに、いちいち注文詳細画面まで覗いてみないと請求書払いかどうかはわかりません。
まとめ:Amazonセラーセントラル 請求書払いの特徴とメリット、デメリット
実をいうと私もAmazon Buisiness自体がAmazon本体だけのサービスかと思いこんでおり、最近マケプレも含め全店矯正対応なんだと気づきました。
ちなみに私も個人事業主ではありますが、Amazonはそんなに使ってないしクレジットカード払いで特に困らないのでAmazon Buisiness登録はしていない。
商品によっては安くなったりもするらしいので、そのうちするかも。
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