【新規登録】 楽天新商品一括登録 item.csvに最低必要な必須項目

楽天市場RMSにCSV&FTPで商品を一括登録場合の最低必要な項目を解説します。

なお、今回ご紹介するのは商品情報を新規登録する場合です。商品を新規登録する場合と編集・更新する場合とで違うので注意が必要です。

既存商品の一括編集・更新の場合は下記リンクよりどうぞ。

item.csvで商品を一括新規登録する場合の必須項目

  • コントロールカラム
  • 商品管理番号(商品URL)
  • 全商品ディレクトリID
  • 販売価格
  • 在庫タイプ
  • 在庫数もしくは項目選択肢別在庫用横軸項目名

必須項目は上記5項目です。反対に言えば、この最低必須5項目以外はitem.csvから消しても商品の新規登録が可能です。

在庫タイプはもともとは必須ではありませんでしたが、2016年9月20日より必須となりました。

各必須項目について解説

コントロールカラム

今回は新規登録なので、当然コントロールカラムは n と入力しましょう。

d や u を入れても商品データが存在しないためエラーが出るだけで何も起こらないはずですが、万一既存商品と商品管理番号(商品URL)が一致していると最悪の場合その商品が消えてしまいます。

コントロールカラム d による削除事故はリカバリーが効かないので、コントロールカラムには常々注意しましょう。

商品管理番号(商品URL)

商品管理番号(商品URL)は商品固有のID、そしてURLとしても使用される重要項目です。

一度決めるとあとで変更が効かないので注意。アルファベットと数字、記号は-(ハイフン)と_(アンダーバー)のみ入力可能です。

全商品ディレクトリID

全商品ディレクトリIDも新商品を登録する際に必須です。楽天がジャンル、商材ごとに決めたIDがあるので、商品に合わせて設定しましょう。

なお、複数のディレクトリIDに該当するような商材でも、全商品ディレクトリIDは一つしか入れられません。

楽天でのカテゴリー絞込検索で使われるものなので、その商品をお探しのお客様目線で違和感のないもの、探しやすいディレクトリIDを選んで入れましょう。

ディレクトリIDは下記URLで確認・検索可能です。

販売価格

販売価格はそのまんま、販売価格を入れましょう。

なお、販売価格はデフォルトだと税込になっています。消費税の項目列を消した場合自動的に販売価格が税込として登録されます。

税抜販売価格を入れたい場合はitem.csv内の消費税の項目は残し、0と入力しましょう。基本的に半角0ですが、消費税欄は全角で入力しても自動変換してくれるのでどちらでも。

在庫タイプ

在庫タイプは通常在庫設定か項目選択肢在庫設定(※)かを選択する項目列です。

1で通常在庫設定、2で項目選択肢在庫設定となります。

項目洗濯在庫設定は選択肢それぞれに在庫数を設定したい場合に使うもの。

カラーやサイズの選択肢があり、それぞれに在庫数を設定する場合には2の項目選択肢在庫設定にしましょう。

なお、ここで通常在庫設定か項目選択肢在庫設定にしたかで在庫数もしくは項目選択肢別在庫用横軸項目名のどちらかが必須となります。

在庫数もしくは項目選択肢別在庫用横軸項目名

新規で商品を登録する際は在庫数の項目列か項目選択肢別在庫用横軸項目名の項目列かのどちらかが必須項目となります。

在庫タイプの項目列に1:通常在庫設定を入力していれば在庫数の項目列が必須となります。

在庫数には単純にその商品の在庫数を入力しましょう。いつでも製造できるような商品でも無限在庫設定はできないので、99999などとしておきましょう。

なお、登録できる最高値は99999です。それ以上だとエラーが出るので注意。

在庫タイプの列で2:項目選択肢在庫設定を入力していれば項目選択肢別在庫用横軸項目名が必須項目になります。

ここには「 カラー 」や「 サイズ 」など選ぶ項目の名前を入力します。選択肢別の在庫数や選択肢の名前はitem.csvではなく、あとでselect.csvで設定します。

場合によって必須

  • カタログID(一部ジャンルのみ)
  • 予約商品発売日

カタログIDは一部ジャンルのみ必須となります。必須ジャンルの商品にもかかわらずなんらかの理由で入力しない場合は、空欄である理由を選択する必要が出てきます。

予約商品発売日は当然、その商品が予約商品であった場合に必要となります。楽天の予約機能を使わなければ必須ではありません。